わたしが慢性病の原因として重要だと判断し、日本に導入した概念の「リーキーガット」
(「リーキーガット」という言葉を使用しているひとたちもきちんと理解しないで
使用している方が多いのでご注意を!(―_―)!!)。
パレオ協会のプログラムでも詳しく「リーキーガット」の説明をしていますが、
その追い風となる最新の研究が科学誌『ネイチャー』発表されました。
それは食品に必ずといってよいほど使用されている添加物。
食感や賞味期限をのばすために頻用されています。
その名は「乳化剤」。
「界面活性剤」ともいいます(洗剤の成分です!)。
この研究ではマウスを使い、代表的な乳化剤である「ポリソーベート80」
「カーボキシルメソラルソース」を与え、腸内微生物の変化を調べました
その結果、乳化剤が、腸内微生物の構成をより炎症性の高いものに変化させました。
しかも乳化剤はいつもお伝えしているようにリーキーガット(腸に穴をあける)を起こします。
そして炎症を引き起こす腸内微生物が穴の開いた腸内から血液に入って、
メタボリックシンドロ-ム、炎症性腸炎(クローン病など)、心臓血管病、
肝臓疾患などを引き起こします。
著者たちも「肥満の原因は食べ過ぎにあるわけでなく、リーキーガットによる
慢性炎症にある」と述べています。
そうですね~。
こういったまともな研究が『ネイチャー』に掲載されると医学会も認めざるを得ません。
糖尿病の原因も糖分の高いものの食べ過ぎではありませんよ~
(糖質制限は糖尿病の根本治療にはなりえません!)
糖尿病を含めた慢性病について、パラダイムシフトになるような本を書いていきますので、
ご期待いただれば幸いです!(*^_^*)。
転載終了
本をぜひ読んでみたいです
添加物。。。やはり怖いですねぇ
日本に住んでいる以上国は守ってくれないので自分で摂らない努力が必要ですね